メニュー

最新情報 rss


2013年01月13日

明日は、成人式です。つくば市民の成人の方おめでとうございます。

ここで、成人式の由来を書かせて頂きました。
満二十歳になると、法律上でも責任ある一人前の成人として扱われます。この成人に達した人たちを祝う儀式が「成人式」です。
現在では国民の祝日として、一月の第二月曜日に「成人の日」が定められていますが、この日には各地で成人に達した人達を祝う式典が催されたり、神社でも成人祭が行われ、神様に成人となったことを奉告する姿が見受けられます。
このように、成人となったことを社会から公認されるわけですが、実は日本には古来から「元服」という、現在の成人式に該当する儀式がありました。
元服とは、男子が成人となった証しとして、成人の装束を着て髪を結い、冠をかぶる儀式です。
十二歳から十六歳位までの間に行われ、このときに幼名を廃して烏帽子をつけます。
また、貴人の子息の場合は、この際に位を授けられました。
室町中期以降になると、身分の高い人の他は前髪を剃ったり袖を短くするなど、様々な形式の儀式が行われていました。