メニュー

最新情報 rss


2018年12月21日 お知らせ

ネット葬儀社、お坊さん紹介の罠

おはよう御座います。
12月も3週目、平成最後の年末が近づいてきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
比較的暖かかった12月の始めに比べ、2週目から一気に気温が下がってきました。
雪のニュースも流れ始め、ようやく冬の到来を感じてきた気が致します。


今日は数年前から話題に上ったネットのお坊さん紹介についてお話します。
最近は菩提寺との関係が希薄になったり、そもそも菩提寺を持たなかったりするお家が多くなってきました。
そういった方が「葬儀社紹介会社」や「ネット葬儀社」に連絡を取って家族葬や直葬などを行う場合、僧侶の手配もネットで依頼するケースが増えています。
その僧侶紹介で葬儀を行う場合は、お布施の金額は設定されていて、分かり易くかつ格安となってことが多いです。
しかし僧侶紹介を選んだことで問題が起こることもあります。
まず紹介された僧侶の中に”偽の僧侶”というのが紛れ込んでいるケースもあるそうです。
お盆や彼岸などの季節には僧侶の数が足りなくなり、会社員が袈裟を着て“僧侶”と偽り、つたない読経をしておいて、お布施は受け取るという悪徳業者も存在しております。
実際に家族がなくなられた時は気が動転している事とは存じます。
しかしネットでお坊さんを紹介していただくときには、金額だけでなく知名度があるしっかりした会社であるかを確認することが大切です。

また菩提寺に何も言わないまま葬儀・戒名をつけた場合、後日、墓への納骨の際、トラブルに発展することもあります。
お寺としては「戒名は菩提寺でつけるのが筋」という思いがあります。
またお布施が減り寺の運営が覚束無くなっていることが問題になっているで、お寺としては黙っていられないのでしょう。
特にお寺の墓地にお墓がある方々は注意してください。


菩提寺がある方が家族葬や直葬を選択する際は納骨のことまで考えて僧侶紹介を選んで頂き、また事前にお寺に相談することが必要です。
皆様お気をつけ下さい。


株式会社 大日